はじめに
ベビーサークルは、赤ちゃんの安全を守り、自由に遊べる空間を作るための必需品です。家の中で動き回るようになるとハラハラする瞬間が増えてきますよね。そんな時、赤ちゃん専用の遊び場を確保できるベビーサークルがあれば、ママもパパも少しほっとできるはず。でも、いざ選ぼうとすると種類が多くて迷ってしまうもの。サイズやデザイン、安全性など気になるポイントもたくさんありますよね。
本記事では、ベビーサークルの種類やそれぞれの特徴、選ぶときのコツを分かりやすくまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
ベビーサークルの役割
まずはベビーサークルが果たす3つの重要な役割についてご紹介します。
安全を確保する
赤ちゃんが動き回れるようになると、家の中での安全確保が一気に難しくなります。コンセントや家具の角、階段など、赤ちゃんにとって危険がいっぱいです。ベビーサークルを設置することで、赤ちゃん専用の安全な空間を確保でき、予期せぬ事故を防ぐことができます。
さらに、サークル内に柔らかいベビーマットを敷けば、転倒時の衝撃も軽減できるので、赤ちゃんが安心してハイハイやつかまり立ちを楽しめます。
おもちゃの片付けを簡単にする
育児中のママたちにとって、毎日悩みの種となるのが散らかったおもちゃの片付けではないでしょうか。ベビーサークルを使えば、赤ちゃんが遊ぶスペースを限定できるため、おもちゃが家中に散乱することを防ぐことができ、短時間で片付けが終わります。
また、ベビーサークルの外にはおもちゃがない状態になるため、きれいな部屋をキープできるのも嬉しいポイントです。
ペットや兄弟とのトラブルを予防する
ベビーサークルは、ペットや兄弟がいる場合も重宝します。ペットや兄弟と適度な距離をとることで、トラブルが起こるのを避けられます。
例えばペットが赤ちゃんに慣れていないと、かみついたりひっかいたりすることがあったり、逆に赤ちゃんがペットの毛を引っ張ってしまい、トラブルにつながることもあるでしょう。
赤ちゃんが上の子のおもちゃを取ってしまいけんかに発展する可能性もあります。
ベビーサークルで適度な距離を保ち、お互いにストレスなく過ごせる環境を作ってあげることがおすすめです。
ベビーサークルの種類と特徴
ベビーサークルには様々な種類があり、それぞれにメリットデメリットがあります。ここでは、代表的な4種類のベビーサークルについて説明します。
プラスチック製
プラスチック製のベビーサークルは、軽量で扱いやすいのが最大の特徴です。組み立ても簡単で、折りたたんで持ち運びも可能です。様々なデザインやカラーバリエーションも用意されていますが、オシャレでシンプルなデザインのものを選ぶとインテリアとの調和が取りやすいでしょう。
また、プラスチック製の場合、折りたたみ式は安価なものが多く、リーズナブルな点が魅力です。一方、拡張できるタイプは高価なものが多いですが、サークル形状だけでなく、テレビだけを囲うなどサイズや形状を変更することができ、使い勝手が良いのでおすすめです。
プラスチック製の中でもHDPE素材のものをおすすめします。壊れにくく割れにくい丈夫な素材であり、無毒性のプラスチックなので赤ちゃんが舐めたり噛んだりしても安全です。
プラスチック製のベビーサークルのデメリットは、軽さ故に赤ちゃんが押したりぶつかったりした時に揺れたりずれやすかったりすることです。滑り止め付きの固定ホルダーが付いているものを選ぶと良いでしょう。

木製
木製のベビーサークルは、温かみのある質感と頑丈な造りが魅力です。安定感があり、倒れたりずれたりしにくい特徴があります。また、木製のベビーサークルはフローリングのお部屋との相性が良く、お部屋の雰囲気を崩したくない方にもおすすめです。
一方で、重量があるため移動が大変だったり、お手入れが必要だったりと手間がかかるデメリットがあります。
赤ちゃんがいろんなところを舐めたり噛んだりしている間に、木のささくれができてしまう可能性もあります。万が一ささくれてしまった場合はやすりをかける等で対処できますが、こまめにチェックする必要があります。
また、舐めても問題のない塗料が使われているかもチェックしておくと安心です。
メッシュ
メッシュ製のベビーサークルは、通気性と視認性に優れているのが大きな特徴です。赤ちゃんの様子がよく見えるので安心して遊ばせられます。
また、メッシュ製は軽量で持ち運びやすく、さまざまな部屋に移動させて使用したい方におすすめです。お手入れも簡単で、長期間の使用にも向いています。
メッシュ素材は赤ちゃんがぶつかっても痛くなく、ケガの心配は少ないでしょう。ただし、他の種類に比べて頑丈さは劣るため、できるだけ骨組みがしっかりしてるものを選ぶことをおすすめします。
マットタイプ
マットタイプのベビーサークルは、低月齢の赤ちゃんにも安全で快適な遊び場を提供できます。柔らかいマットが衝撃を和らげ、ケガの心配が少ないのが大きな利点です。
壁面が低いものは低月齢の赤ちゃんに向いていますが、ハイハイを始めると乗り越えるようになってしまいます。また、つかまり立ちをするようになると、壁面が曲がって倒れてしまう危険性があるので注意が必要です。
低月齢から使用し、その後は広げてプレイマットとして使用するのがおすすめです。
ベビーサークルの選び方
ベビーサークルを選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえる必要があります。ここでは、主要な3つの観点から選び方を解説します。
安全性
何よりも重視したいのが安全性です。ベビーサークルには、赤ちゃんが乗り越えたり、抜け出したりしない高さや構造が求められます。一般的には、柵の高さが60cm以上あることが推奨されています。
安全性を高める機能としては、視認性、転倒防止のための滑り止め加工なども重要になってきます。また、扉付きのベビーサークルの場合は、簡単な鍵であればママやパパの真似をして自分で開けてしまうこともあります。ダブルロック構造など、簡単に開けにくいものがおすすめです。
使い勝手の良さ
次に使い勝手の良さも考慮する必要があります。まずは設置場所に合ったサイズとデザインを選びましょう。使わない時に収納したい場合はコンパクトに折りたためるタイプがおすすめです。
また、赤ちゃんの成長に合わせて形状を変更できたり、拡張パネルがあるものを選ぶと長く使用できて経済的です。さらに、お手入れのしやすさや、持ち運び時の軽量さなども重要なポイントになります。
デザイン性
最後にデザイン性も無視できない要素です。ベビーサークルはお部屋の中に設置されるため、インテリアとの調和が大切になってきます。無機質すぎず、やわらかい印象のカラーやデザインがおすすめです。
また、単なる囲いではなく、遊び心のある機能を備えたり、おもちゃが付属していたりするデザインなら、赤ちゃんの遊び場としても最適です。
色合いや質感にもこだわって、居心地の良い空間を作りましょう。
まとめ
ベビーサークルは、赤ちゃんの成長を見守るママたちにとって、頼れるアイテムです。動き回る赤ちゃんを安全に遊ばせられるだけでなく、ペットや兄弟とのトラブルを防いだり、おもちゃの散らかりを抑えたりと、毎日の生活をぐっとラクにしてくれます。選び方のポイントとしては、安全性、使い勝手の良さ、デザイン性の3点が重要です。ベビーサークルの賢い選択によって、ストレスフリーの育児ライフを手に入れられるはずです。
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